10mmコンビネーションレンチ
4mmヘキサゴンレンチ
 \0

なし


ディープなメンテへのアクセスはまずタンク取り外しから。意外に簡単ですのでマスターしましょう。
ガソリンは相当重いです。作業はできればガソリンの少ないときに。
作業に入る前に燃料コックは必ず「PRI」以外の位置に切り替えること。 これを忘れると燃料ホースを外した途端にガソリンが大量に溢れてきます。
手順1

シートを外します。
手順2

 車体左右両側のサイドカバーの固定ボルトを4mmヘキサゴンレンチで外します。
手順3

 シートを外した部分前方のタンクの固定ポルトを10mmコンビネーションレンチで外します。
  ボルトの部分のゴム部品は固定はされていないので、落とさないように注意。
手順4

 タンクに付属する燃料コックにフューエルホースと負圧ホース、
 タンク本体にフューエルタンクドレーンホースが接続されています。
  これらすべてのホースをタンク後方を少し持ち上げつつ手探りで外します。
 写真はタンク裏側から見た3本のホースの取り付け位置です。
 矢印が二本ついているのが燃料コック、写真右のほうの穴が二つみえるところが手順3でボルトを外した穴です。
 燃料コックについている2本のホースのうち、 ホースにバネがついているフューエルホースは根元にあるホース抜け防止用の
 金具を指で広げながら外します。

 これでタンクはフリーの状態です。
 タンク前方の裏側にフックがついていてそれが車体側のフックにひっかかってますので、 タンクごと持ち上げつつ後方に引っ張ると外れます。要するにタンク前方はフックを車体に引っ掛けることによって固定し、 タンク後方でそのフックが外れないようにボルトでとめているわけです。写真は車体側のフックです。
 落とさないように気をつけて取り外します。このときサイドカバーを持つと破損しますので本体を持って持ち上げます。
 以上です。取り付けるときは逆順ですが、フックを引っ掛けるとき、 タンクの全周についてるゴムがよれやすいので気をつけましょう。
 また、タンクを前方に力一杯押してやらないとタンクの固定ボルトの穴があわなくて締め付けられません。 タンク全周についてるゴムとフレームの抵抗でなかなかうまくいかないのでタンクをちょっと持ち上げつつ前方に押すとうまくいきます。
初回作成 2000/06/18
最終更新 2001/10/17