8mmコンビネーションレンチ
プラスドライバー


\2000

DOT4ブレーキフルード
金魚用エアポンプのホース
500mlペットボトル



 命に直結しますので、ちょっとでも不安ならバイク屋さんにまかせしましょう。
 ここではサービスマニュアルにのっているそのまんまの方法でやってますが、その他にも色々とコツがいる、という人もいます。
 また、フルードがちょっとでも他の部分についたらすぐに洗い流しましょう。ほっとくと塗装がはげます。メンテサイクルは1年毎です。


 まず、センタースタンドでバイクをたててハンドルを直進状態にします。


 リザーバタンクのキャップをプラスドライバーで外します。 キャップの他にも黒いゴムの部品と白いプラスチックの部品が入ってますので、それらも取り外します。


 次にキャリパーのブリーダのゴムキャップを外します。
 根元についているナットに8mmコンビネーションレンチをはめて先端に金魚用エアポンプのホースを接続し、 ホースの反対側の先端を500mlペットボトルに入れます。

 まず最初はブレーキレバーを強く握ったままレンチでナットを緩めます。するとホースからフルードがでてきます。 レバーが一番奥までいきますので握ったままナットを締めます。
 締めたらやわらかくなったレバーを数回ストロークさせるとだんだん固くなり、 元通りになるのでまた握ったままナットを緩めるとフルードがでてきます。これを繰り返します。
 リザーバタンクのフルードが少なくなってきたらフルードを足します。 気付かずにLOWレベルを下回るとエアーが混入しますので気をつけて下さい。
 リザーバタンクのフルードの色が完全に透明になったらキャップをしめます。

 基本的には上記の方法でいいのですが、交換途中でエアーが混入した場合と交換前からエアーをかんでいると思われる場合、 キャリパーを分解したりホースを交換した後などエアー抜きをします。やり方は以下のとおりです。

 最初にリザーバタンクのキャップをプラスドライバーで外し、フルードをもれない程度に満タンにし、キャップをしめます。
 キャリパーのブリーダに8mmコンビネーションレンチと金魚用エアポンプのホースをフルード交換のときと同じように取り付けます。
 ブレーキレバーを強く握り、ブリーダのナットを一瞬緩めすぐに締めます。 レバーが一番奥までいくので数回ストロークして固くなったらブリーダのナットを一瞬緩めすぐに締めます。 これをホース内に気泡が完全にでてこなくなるまでしつこく繰り返します。
 リザーバのフルードは少なくなったらLOWレベルを下回る前に補充します。気泡がでてこなくなれば終了です。

 どちらの作業も工具類を外し、ブリーダのナットをしっかり締めてゴムキャップを取り付けて終了です。

初回作成 2000/08/13
最終更新 2001/04/04