10mmコンビネーションレンチ
ラジオペンチ
ペンチ


\3000

パーツクリーナー
ボロ布
グリス



 いちいちばらすのはやり方がかなり面倒臭いようにも思えますがペダル、 レバー類は給油できるクリアランスがないため外から油をかけてもまったく意味がないばかりかほこりをよんで汚れるだけです。 そのかわりきちんとやればメンテサイクルは半年に一度程度でよいと思いますので、季節の変わり目にでもやりましょう。



 まずクラッチレバーの根本にかかっているゴムのカバーをワイヤー方向にずらします。 そしてクラッチレバー固定ネジを10mmコンビネーションレンチで外します。裏にナットがあるので一緒に回らないようそちらは ラジオペンチでおさえながらやります。ここのネジはセルフロックといってネジ自体に緩まないよう工夫がしてあります。 これは、ここのネジをきつく締めてしまうとクラッチが動かなくなるため、緩い状態で固定できるようにそうなってます。


 クラッチレバー根本のクラッチアジャストスクリューとロックナットの切り欠きがレバーホルダーの切り欠きと 一直線になるよう回します。回し方がわからなければ(クラッチワイヤーの遊び調整) を見て下さい。もし固くて回らなければペンチで回します。

 上の写真の状態でレバーを手前にもってくると切り欠きをとおってワイヤーがホルダーからぬけてきますので レバーからワイヤーのタイコ部分を外すとレバーが外れます。レバーとレバー固定ネジ、 ホルダーの汚れをパーツクリーナーとボロ布でよく落とします。汚れをきちんと落とさないと意味がありません。 落としたらレバー固定ネジがとおるレバー側の穴にグリスを塗り、元通り組み立てて終了です。 レバー固定ネジはレバーが固くならない程度に締め込みます。もしナットを手で回して簡単に弛んでくるようであれば交換です。 切り欠きもずらします。最後にクラッチの遊びが変わってくると思うので調整しましょう。 (クラッチワイヤーの遊び調整)

初回作成 2000/10/10
最終更新 2001/04/09